#図面 #一般公差 #初級
2021年10月21日に発生し、本日22年4月28日に再発客先不良となりました。もう一度確認をしましょう。
皆さんは一般公差がどのような公差なのか解りますか?
一般公差に記載されている内容を正しく理解できていますか?
今日のテーマ:C面、R面を正しく認識するようにしましょう。
まず、一般公差という公差があります。
一般公差は普通公差とも呼ばれ、寸法に公差が指定されない場合に使われる公差のことです。
図面に記入される寸法には公差を指定しますが、全ての寸法に公差が付いていると非常に読みにくい
図面になってしまいます。一般公差を利用することで図面の寸法を読みやすくして、
重要寸法を正確に見分けることができるようになります。
これは言い換えると、一般公差を知らない方は高速道路の制限速度を知らないで10kmで
当たり前の顔をして走っているくらい、公差と自分の仕事で使用している機械のスペックを
理解していない事と同じだと私は考えています。
我々が行っている削り加工の一般公差には、
「精級」、「中級」、「粗級」、「極粗級」の4種類があります。
https://www.iwata-fa.jp/html/technicaldata/tec_other_01.pdf
この表の右側のように、削らない場合は公差が変わります。
※ピアスは、金属プレス加工となります。
今回はこの中の「面取り」部分の長さ寸法を説明します。
そもそも、面取りとは機械加工製品、金属製品を作るうえで必ず出来てしまう「角」をどのように
するかという事です。
面取りを入れないと「バリ」になります。
面取り、R面取りを0にした場合、先端は0.001のバリとなり、手を切る、欠けてしまう等の問題
が、見えていないだけで必ず発生します。
このため、C面、R面は重要なのです。
また、「ベアリング」を製作する上ではC面、R面は「摩擦」の観点から大事な寸法となります。
今回は深い説明は除きますが、山岸SSに価格が200万以上する形状測定器が3台あるのは、このためです。
こんな重要なC面、R面を正しく理解してください。
C面とはこのような形状となります。

ここまでは知っていると思いますが、R面も同じ条件が適用されます。

ここで、この図面のR1.0 この寸法どこまで良いの???
が「一般公差」となります。
先ほどの「面取り」部分の長さ寸法に記載のあった公差が適用されます。

山岸SSの切削加工部門では、ざっくり分けると八幡工場の精密部品は精級、浜川のベアリング製品は中級が適用されます。
※図面の中に直接一般公差表があるお客様もいます。その場合は図面に従う事。

今回の図面指示R1.0に対して一般公差が適用されるのは上のR図で説明すると3ヵ所の測定が必要となります。
①R1.0に対して±0.2
➁半径1.0部±0.2 (図の上から下の距離)
➂半径1.0部±0.2 (図の左右の距離)
問題
Q1:C面も3ヵ所の測定が必要になります。上記の例を基にC1.0の時の3ヵ所の公差を説明してください。
Q2:NCプログラムによる「プログラムでの連続加工」で加工をすれば±0.2の公差外になることは
考えずらいと思います。
どの様な事が発生すると、公差外製品が出来てしまうのでしょうか?例を挙げて説明してください。
Q3:NC旋盤の機械のスペックから±0.2の公差外が発生する異常さを、「最小値0.001」という言葉を用いて説明してください。

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