7月◯日(◯)
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こんばんは。
「現場が頑張ってるのに成果が出ないのは、だいたい管理職のせいだよな」と思っていた時期が、僕にもありました──の西澤です。
#今ならわかる
#それだけじゃなかった
今日のテーマは「采配の重み」です。
でも、ちょっと冷静に書きます。
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【方針ひとつで、流れは変わる】
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「判断ひとつで赤字になる」と言うと、大げさに聞こえるかもしれません。
でも、実際に人を動かす立場になってわかるのは──
現場の“ちょっとしたサボり”よりも、管理者の“ちょっとした判断ミス”の方が、大きな損失につながるということ。
たとえば、4人の部下に月5時間ずつ無意味な作業をさせたとしたら?
月合計20時間。年間で240時間。
それだけで10万円、20万円という“見えない赤字”が生まれます。
しかもそれは帳簿に出てこない。
#判断ミスは「存在しなかったこと」にされやすい
#でも確実に金は出ていってる
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【とはいえ、全部が管理職の責任ではない】
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ここで勘違いしてほしくないのは、「すべては管理職のせい」ではないということ。
現場にも、経営層にも、それぞれの役割と責任があります。
ただ──
「何をやるか」「なぜやるか」の“方向”を示す立場にいるぶん、
管理職の采配は、結果に与えるインパクトがとても大きいんです。
一度の判断ミスが、その後の現場の数ヶ月をムダにする。
たった一言の指示が、100万円の人件費を空費させる。
そんなことは、現場の手元では起きにくいけれど、
采配する側では普通に起こり得ます。
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【目に見えないコストほど厄介】
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人件費は“何もしなくてもかかるコスト”。
部下2人が本来の能力を発揮できない状態が1年続けば、
それだけで600万円の損失です。
でも多くの場合、その損失は表に出てきません。
「やってもらってるんで」
「一応その担当なんで」──
たったこれだけで、何百万単位のコストが曖昧に処理されていきます。
そして、誰も責められない。
だからこそ、采配の精度を上げる努力を怠ってはいけないんです。
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【「問い」を向けるべきは、自分自身】
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現場の人には「面倒でも手順どおりやって」と言う。
じゃあ、自分はどうだ?
「面倒な交渉」やってるか?
「嫌な会議」から逃げてないか?
部下のサボりで1万円の損失が出るなら、
リーダーの判断ミスはその10倍、いや100倍のコストになる。
その自覚があるか?
自分への問いが、精度の高い采配を生む。
采配の精度が、組織全体の流れを整えていく。
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【すぐには見えない。でも確実に効く】
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繰り返しますが、成果は誰か1人の責任じゃない。
でも「方針」が曖昧な組織は、どれだけ頑張っても報われにくい。
そして、方針を定めるのは、采配を振るう側の仕事です。
現場を責める前に、自分の判断を点検する。
これだけで、組織は驚くほど変わります。
#成果は、見えない采配の延長線上にある
#今日も問いを向けよう
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