CL-253ローダー自働化への挑戦
第3回
「自働化を行うためのプログラム知識 基本編ー2。」
前回に聞き続き、プログラムの知識を優先します。
今の時点で必要な知識の前提を合わせる場合、重要なのはプログラムと考えます。
なぜなら
プログラムが解からなければ、何を改善しても機械を動かすことが出来ないからです。
これがNCという仕組みです。「NC」とは「Numerical Control(数値制御)」の事です。
それでは基本的な内容の注意事項を説明します!
3,プログラムを作成するときの注意事項
3-1 プログラムでのワード間のスペースは何?

たとえば上の①の行で”G00″ と”X150.0″ の間にスペースが入っています。プログラムをNC に入力するときには、このスペースを入力する必要はありません。
NC のメモリにプログラムが入力されると、自動的にワードとワードの間にスペースが入ります。
3-2 プログラムは、アルファベットと数字以外は何も入力できないの?
プログラムは、すべてアルファベットと+, − の符号、および小数点を含む数字の組合せででき
ています。そのほかに入力できるのは、おもにブロックの終わりを示す" ; "(エンドオブブロッ
ク)と、ブロックデリート機能を使用する" / "(スラッシュ)です。
ブロックデリート機能
ブロックデリート機能が有効のとき、/ (スラッシュ)のあるブロックの/ (スラッ
シュ)から; (エンドオブブロック)までを無視し、次の/ (スラッシュ)のないブロッ
クからプログラムが実行されます。
ブロックデリート機能が無効のとき、/ (スラッシュ)のあるブロックもそのまま実行し
ます。
" , " " * " " [ ] " " ( ) " " # " なども、各用途に合わせて使用します。
3-3 小数点の入力はできるの?
NC では、小数点を使って数値を入力できます。小数点は、距離、角度、時間および速度の単位 を持つものに使うことができます。 安全のため警告!

設定単位の説明

3-4 各制御軸と方向
2 つの軸に沿ってローダハンドが動きます。2 つの軸とはX 軸とZ 軸です。ここでは、各軸の実際の動きとプログラムとの関係について説明します。
制御軸の方向はプログラムを作るうえで重要ですから、覚えてください。
3-4-1 各制御軸の実際の動き
各制御軸とその移動方向は、次のように決めています。

3-5 寸法の指令方法
ある点から次の点にローダハンドを移動させる指令方法として、下記の2 つがあります。
1. アブソリュート指令
2. インクレメンタル指令
この2 つの指令方法を十分に理解して、プログラムを作成してください。
ここでは、アブソリュート指令とインクレメンタル指令の考え方や指令方法について説明しま
す。
3-5-1 アブソリュート指令
アブソリュート指令とは、原点(X0, Z0)からの距離を(+), − の符号付きで指令する方法です。
アブソリュート指令では、G90 X_ ; G90 Z_ ; と指令します。G90 はモーダルなG コードです。

3-5-2 インクレメンタル指令
インクレメンタル指令とは、座標上の相対的な位置を表示し、現在位置からの移動距離を指令し
ます。また、符号は方向を表します。
インクレメンタル指令では、G91 X_ ; G91 Z_ ; と指令します。G91 はモーダルなG コードです。

3-5-3 まとめ

上記のように、基本的にはアブソリュート指令で作成します。
次回より、実際のローダープログラムの説明に入ります!!!
ここまでの基礎を理解しておいてください。
問題1
CL-253のローダーX軸、Z軸が有りますが座標の最大値は各軸 いくつ でしょうか?

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