3月16日(水)

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こんばんは。

有給をとってバリバリの大工仕事をぶち込む、アンチ働き方改革まっしぐらの西澤です。

#労働が趣味な人だっているんだぞ

 

働き方改革って“長時間労働の是正”のイメージって強くありません?

働き方改革について調べてみたら、長時間労働の是正は「手段の一部」の話であることに気が付きました。人口が減少していく日本で、今後どうやって生産性を保つのか?あるいは向上できるのか?っていうのが大きなテーマだったりします。

となると、政府から出された“労働時間制限”という打ち手は「ムダな仕事はバンバン捨てましょうね!」「設備投資してどんどん自動化を進めましょうね!」が本当の狙いである、と推測できます。

ただ、これを実現させるためには、頭を使って考えられる人材育成(本質を見極められる人・ITや設計などの知識を持っている人)が必要です。なのにそこには手を付けず、残業だけを規制するのはあまりにも優しくないなあと思っています。

公務員である弟情報によると、有給取得日の次の日は地獄だそうです。

#2日分の仕事をこなさなければならない

#だけど能力を上げる時間を与えない

“教育”は当然の話として、以前の記事でも紹介した“週3社員”は1つの解決策になり得るでしょう。他業界の良いところを吸収し、自社に水平展開、日本企業全体の底上げにつながる。

 

そんなこんなで、今日のテーマは「音楽業界から学ぶ生き残り戦略」です。

私たちの未来に繋がるヒントがないか探ってみました。

 

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【MTVの苦悩】

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24時間音楽を流し続ける音楽専門チャンネル、「MTV」をご存じでしょうか?

世界160か国以上で視聴されている世界最大級のチャンネルで、アメリカや欧州においてはMTVの名を知らない人はいないくらいの知名度を誇ります。

そんなMTVですが、創業当時は苦境の連続だったんですね。後にMTVの生みの親と呼ばれるジョン・ラックはいつかロックンロールでテレビを変えてやる!と意気込んでいました。

その目標を成し遂げるためには、2つのの障害がありました。
「お金」と「環境」です。

当時、ロックンロールを聴いている層は10代が中心。彼らにはケーブルテレビを契約するお金がありません。彼らの親の世代はロックンロールに馴染みがなく、嫌悪感さえ抱いている。

加えて、地上波は貯金のある中高年向けの番組に終始している。テレビゲームブーム到来もあり、若者にとってはテレビはゲームするための道具に成り下がっていました。

#なんだか今の状況にそっくり

この状況下で、弱小チャンネルの経営者であったジョンはどうしたのでしょうか?

 

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【MTVが導き出した突破口】

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ジョンはピットマンという1人のラジオDJを雇用します。彼は大学で科学的リサーチを専攻していたこともあり、ウォンツ(潜在需要)の証拠を掴むようにピットマンに指示を出します。

ジョンからすれば、需要は必ずあると踏んでいました。

ラジオやテレビは大人向け一色に染まっている。テレビに若者が見たいもの聴きたいものがないだけ。新市場はそこにあるに決まっている。あとは、どの若者が小遣いを持っているか。

#お金がないとビジネスにならない

 

そして、突破口となるターゲットを見つけます。22〜24歳。高学歴。都市近郊在住。中流。

このセグメント(市場に存在する見込み客)がロックが大好きで可処分所得(自由に使える手取り収入のこと)もある。流行を反映した商材に対し、消費性向が高い。そのため、音楽を加えて最先端のライフスタイルを提案するチャンネルにすればいい。

この方針なら広告が取れる→お金の解決

この方針なら若者に訴求できる→環境の解決

ターゲットはかなり限定的ですが、全国規模でこの層を独占できればボリュームはそれなりになります。

 

加えて、ジョンは「22〜24歳をまとめ上げて上下の年齢層にもリーチする」という狙いもありました。そのためには、彼らにMTVを“自分たちのチャンネル”と思ってもらう必要がある。

そこで導入したのがVJ(ビデオジョッキー)の起用でした。

ラジオDJのテレビ版です。テレビ司会者との決定的な違いは、若い視聴者と等身大の姿(友達のような)の司会者を置いたこと。

自分と同一視できる若者がアーティストと親しげに話し、流行の話題を視聴者に振ってくる。視聴者に徹底的に寄り添った戦略を取り入れた訳ですね。

宣伝要素の強いただただMV垂れ流しの番組ではなく、VJを基点に番組を構成していく。これが功を奏し、MTVは一挙に音楽業界をけん引するまでの存在にのし上がりました。

 

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【ホンモノしか生き残れない時代】

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革新的なイノベーションが世界に波及し、巨万の富を生み出す事例はいくつもあります。SONYのウォークマンしかりAppleのiPadしかり。

「ウォーキングデッド」や「プリズンブレイク」を生み出したFOX社もグローバル展開によって拡大した企業の一つ。ジャック・バウアーでお馴染みの「24」のドラマ1話分にかけた費用をご存知でしょうか?

ファイナルシーズンの各1話にかけた平均費用は驚異の“6億円弱”です。

#映画一本分の制作費

アメリカ国内のみならず世界展開したからこそ、それだけの資金を投入できるようになった。

 

ここで伝えたいのは「ひたすら価格競争をするだけの企業の限界」がやってきた、ということ。

商品を安くすることが正義だ、の考えでは大きな資金力を持つAmazonや楽天のような大企業には勝てません。なぜなら、その資金力を使っていくらでも安くできるので(大量生産)。

でも、絶望する必要はありません。私たち中小企業にも生き残る道はあります。仮に、Amazonが旋盤業界に乗り込んできたとしても生き残れる方法は存在します。

#絶対ではないけど

 

それこそがMTVが指し示した「ニッチ戦略」であり、「コミュニティ戦略」なのではないでしょうか。

ここら辺を意識しながら自身の活動に転用していきます。個人の成長が会社を押し上げるってのは必然の話で(人がいないと会社は成立しない)、もっとチャレンジしていきます。

今日は以上です。ありがとうございました。

 

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