【WEBからの引用】
生産能力をあげる設備投資では、その投資によって見込まれる収入(売上高の増加分)から増加する費用(直接材料費などの変動費や減価償却費、支払利息など)を差し引いて得られる利益またはキャッシュを算出し、それを投資金額と比較して、採算性を評価します。
これが教科書的な答えです。
ようは、投資した費用よりも、メリットがありますか?ということです。
いろいろな専門家が、方法論は出していますが、そんな難しいことはいらないと思います。
金額のみの算出だと、そこから漏れたメリットが消えてしまう可能性があります。
費用対効果の検討をしたうえで何が重要なるのかを説明します。
ここからは山岸製作所オリジナル判断基準だと考えてください。
① その設備を使うノウハウは存在するか?
私は色々な投資案件をみてきましたが、ノウハウの投入が遅れた または ない 場合の投資は ほぼ 失敗する印象です。
私は設備よりも人についている ノウハウ を重視します。
設備の技術は日々進歩しています。
でも、速攻で普及するわけではない、なぜか? 扱う人がいないからです。
それは、本質的には何かというと ノウハウ がないということです。
だから、ノウハウがある場合はまったく問題なく投資する基準にのると思います。
問題はないときです。
その場合は、どうやってノウハウをとるのかを考えるべきです。
引き抜きを考えるのか?コンサルで可能なのか?をよく検討をしましょう。
メーカーの売り文句に乗って買ってしまうのは、ただの消費者です。
われわれは、その機械をつかってビジネスをする側ですので、より踏み込んだ分析が必要です。
②その案件の企業ノウハウの蓄積はあるのか?
これは、数値で現れない部分なので評価しにくいところです。
なので、この側面は 山岸製作所の特有 なものになるかもしれません。
そのくらい、私は ノウハウの蓄積 を重視しているということです。
たとえば、最近でいえば 研磨工程 です。
山岸製作所には 研磨工程 はありませんでした。
でも、 人がいたためノウハウ が先にあった。
しかも、 費用対効果があり! となれば積極実行です。
この ノウハウの蓄積 は今後の企業活動のイノベーションを生む種にもなります。
なので、この側面があると将来投資の意味が強くなる。
この側面を考慮しないと、 いままでと同じ設備 を繰り返し導入することになってしまう。
これだと、新しいノウハウをつめません。
そうなると、将来性がなくなってしまう。ここは実は、重要なポイントだと思っています。
まとめると、高額な投資案件で書類を書くときに必要な項目は。
* その投資を行うことで得られる利益はどのくらいあるのか?
* その投資に関わる ノウハウ は保有できているか または ノウハウをとる手段は明確か?
* その投資をすることで、社内に残る ノウハウ はあるか?
ここが明確であれば議論の土台にはのってくるとおもいます。
是非、案件を通したいとか、上司にこれを買わせたいという人はポイントとして覚えておいてください。

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