#旋盤段取 #爪 #初級

前回爪を削る目的は理解できましたか?まだの方は「爪を削る目的2」を確認してください。

 

今日のテーマ:生爪とは何か?を理解する

「生爪」とは旋盤チャックでワークを把握するために取り付ける「爪」のことで、焼き入れされており爪の成型が出来ない「硬爪」に対し、生材で出来ている爪を「生爪」と呼びます。

生爪は、生材のためワークに合わせて様々な成形が可能で、芯ブレの極めて少ない高精度な加工を行うことが出来るのが特徴で、使用頻度が非常に高い爪です。

生爪と硬爪の違いとそれぞれの特徴

旋盤で加工する際には、チャックに取り付けた「爪」で固定しますが、その爪には「硬爪」「生爪」と呼ばれる2種類の特徴の異なる爪があります。

硬爪は第一製造では使用していませんが、SPで使用しているRA507303の1工程目の爪は焼き入れしてあり、

硬爪と言えます。 ずっと同じ名番を流す機械は硬爪にする事で耐久性が上がり、爪にダコンもつかなくなります。

【硬爪の特徴と用途】

硬爪は、その名の通り、焼き入れが施されている「硬い爪」です。硬度を上げるための焼き入れが行われている為、成型をすることは出来ず、加工物に合わせた調整はできません。その為、精度の必要な加工には不向きで、主に荒加工を目的として使用されることが多い爪です。
硬爪は成形を行うことが出来ない為、精度の高い作業には不向きですが、その硬さゆえに擦り減る様な事はほぼ無く、繰り返し何度でも使用できるというメリットがあります。
硬爪には、内爪・外爪・オニ爪などいくつかの種類があります。 オニ爪はスパイクのような突起がある。

【生爪の特徴と用途】

一方、生爪は硬爪と違い焼き入れが行われていない生材(S40C~S50Cが一般的に使われている)のため、ワーク合わせた様々な成型が可能です。ワークに合わせて個別での成形を行う事で、複雑なワークであってもズレや芯ブレのない把握が出来る為、精度の必要な加工を行う場合に多く用いられます。
生材の為、成形加工ができる一方、使用によって削られていくだけでなく、摩耗やゆがみが起きるので消耗品となります。

 

そのような特徴から、荒加工には硬爪、精度を要する加工・成型・仕上げなどは生爪と用途に合わせ爪を使い分ける方もいます。

上のAが「生爪」、Bは「生爪のオニ爪」Cは「硬爪のオニ爪」、Dは硬爪となります。

 

旋盤加工と生爪

旋盤を使用して加工を行うには、ワークを掴むためにチャックに爪を取り付ける必要があります。
チャックに合わせて、様々な形状の爪が存在していますが、大きく分けると硬爪と生爪の2種類です。
硬爪は、その名の通り焼きの入った硬い爪で、成形は出来ません。対して生爪は生材の為、ワークに合わせた成形ができます。 生爪は、ワークに合わせた様々な形状に加工することができるため、高精度な保持をすることができ、精度を必要とする旋盤加工には欠かせない爪となっています。

この高精度を維持するための作業が、「爪削り」セルフカットとなります。

問題

Q1、第一製造には、なぜ生爪とコレットの2種類の機械が有るのでしょうか?

双方のメリットとデメリットをあげてください。

Q2、一般的では無いですが、硬爪も「CBN」という工具を使用すれば削ることが可能です。

内ミゾ、外ミゾの生爪を硬爪に変更するとどのようなメリット、デメリットが考えられるか?

2つ以上記載してください。

 

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