他責と自責
まずは定義から認識していきたいと思います。
(以下引用)
自責思考とは?
問題が起きたときに、まず自分に非があるとするのが自責であり、この考え方を自責思考といいます。例えば、仕事で所属するチームの業績が下がったときに、自分が契約を取れなかったせいだと、自分の落ち度を原因とするのが自責思考です。ビジネスシーンでは、当事者意識を持って問題に取り組む姿勢を評価されることも多いでしょう。
他責思考とは?
自責思考と対照的な考え方が、他責思考です。他責思考とは、責任の所在は自分以外にあるとする思考のことです。
他責思考を持つ場合、これまで長期にわたって取引を続けてきた顧客が契約を終了すると申し出てきた際に、その原因が自分にあるとは考えません。「取引先の予算の都合だ」「自社製品をいかしきれなかったからだ」など、原因を相手に求めるのが特徴です。
自責思考と他責思考の違い
自責思考と他責思考の違いは、端的にいうと問題が起きた際に責任が自分にあるとするのか、自分以外の他者や外部の環境にあるとするのかという点にあります。ビジネスにおいては、自分の至らなかったところを反省しそれを改善しようと努力する自責思考のほうが、高く評価されるのが一般的です。しかし、どちらの思考にもメリットとデメリットが存在します。行き過ぎた自責思考はストレスの原因になるとも考えられるため、どちらかに偏ることなく、状況に応じて使い分けることが望ましいでしょう。
(引用ここまで)
このような定義となります。
今後皆さんはリーダーとして、部署は班のメンバーを会社の目的とブレないように、まとめていかなければいけません。
つまり、その部署や班で発生したことは自責思考で考えないと、反省も改善も生まれないということです。
リーダーとして仕事をすると、考えていた通りにメンバーが動くことは、ごく稀なことです。
そのたびに、あいつが悪いから、会社が悪いからを言っていても、明日に向けて良いことがあるでしょうか?
何もありません。害はあっても、進展はほぼないでしょう。
この自責思考は、リーダーをやっていく上では非常に重要になるのは、皆さんの精神安定上も重要だと思っています。
あいつのせいで、会社のせいで、といっても変わるのかどうかという部分は相手次第です。
そこにイライラしてもなにも意味がありません。
そうではなく、自分の責務としては、ここまではやろう!それで相手や会社が変わらなければしょうがない。と思う。
これが自責的な考え方です。
すべてにおいて自分が悪いと考えるのは難しいと考えています。
そんなときは、こう問いかけてください。
” 今あなたは何を課題と感じて、何までをやろうをしていますか ”
このやろうとしていることを決めていれば、自責と考えていいと思っています。
よく、居酒屋で文句を言っている方々の会話を聞いてみてください。
” で!あなたは何をしますか? ”
この問いに対する答えがある人は、少数だと思います。
” 俺だったらこうする ”
ではないです
” 俺はこうするから見ていろ ” です。
こういった考え方をし、自分はこれが課題だと思うのでこうします!!と言えれば、上司も何も言うことはありません。
何か応援することはありますか?と聞くだけになります。
こういったリーダーになっていきましょう。
この部分は精神的でわかりにくいですが、結局ここが重要な部分です。
ちなみに、私がなぜこの部分を強調するのかは、ドラッカーの真摯さという話がバックボーンにあります。
>>自分の自責的な部分、他責的な部分を把握し、なぜリーダーにとってこの考えが重要なのか議論してください。
おまけの話。リーダーの必須条件の真摯さとは?
なぜ自責・他責の話をリーダーにするのかというところですが。
ドラッカーは言います。
リーダーには 真摯さ が最も重要な要素であると。
ではドラッカーのいう 真摯さ とは何か?について説明をしていきます。
ドラッカーが説く「真摯さ」には2つの側面がある。
それは「仕事上の真摯さ」と「人間としての真摯さ」である。
この2つを満たすことで、はじめて社会に意義のある仕事ができる。
といっている。
その一つ一つについて説明をしていきたい。
まずは仕事上の真摯さについてから説明する。
ドラッカー曰く
成果をあげ続ける人は、流すような仕事はしたがらない。
仕事において真摯さを重視する。
それは、誇りをもち、完全を求めるということである。
このままでは、説明しにくいので自分の理解で説明すると。
自分の仕事に対して、責任感や自分の仕事であるという強い意志はあるのかということ。
自分の仕事は、何であるのかを明確にしている上で、その責任を受けるつもりがある。
ここが重要です。
この真摯さを持つリーダーは自部署を、自分の分身だと思っています。
なので、納得のいかないことに対する怒り、自分の論理とずれたことをさせられる怒り、が必ずあります。
自部署でこのような決定は指示が下ったとき、この感情が発生しないならば真摯さが欠けている状態といえるでしょう。
無感情は無関心です。無関心なものは 真剣であったり真摯になりえない ということです。
もう一つが 人間的な真摯さ です。
ドラッカーは言います。
経営管理者は、親であり教師であるということに近い。
そのような場合、仕事上の真摯さだけでは十分ではない。
人間としての真摯さこそ、決定的に重要である。
つまり、仕事の真摯さだけでは不十分で、人間的な真摯さも必要である。
この部分はさらにわかりにくくなるので、逆に人間的な真摯さを持たないリーダーの特性を理解して、反面教師として理解していきましょう。下記は、人間的な真摯さを持たない人の特徴です。
①強みよりも弱みに目を向ける者
あいつはあれがだめだとか。こいつはこれがダメだとか。弱みしか見ない。
でも、リーダーがスポーツの監督であったとするならば、配置を決めるにあたって弱みで決めるでしょうか。
強みで決めていくはずです。
人は必ず、弱い部分と強い部分両方を持っています。
ドラッカーは、弱みは強化しても人並み程度にしかならないとも言っています。
つまり、重要なことはメンバーの強い部分をまずは認識しているのかということです。
そこが、分かれば強みを生かした配置も可能になります。
②何が正しいかよりも、誰が正しいかに関心をもつ者
これは、出世レースがそんな感じかと思います。
結局出世レースを勝ち抜くためには、誰に気に入られたほうがいいかが優先されます。
でも、これは会社の目的に向かっているでしょうか。
会社に在籍している以上、会社の目的に向かうことは絶対です。
趣味であれば問題ありませんが、プロとして対価を得る以上当然のことです。
その人達をまとめているリーダーが、目的に向かっていないのは論外でしょう。
③真摯さよりも頭のよさを重視する者
これは上の何が正しいかよりも・・・と同じ話です。
この頭の良さや学歴よりも、その人が会社の目的に向かっているのかということが重要です。
頭が良くても 目的に向かっていない人は 害です。
④部下に脅威を感じる者
こちらも同様に会社の目的から考えたらどうでしょうか。
個人事業主であれば、こんなことは考えなくてもいいですが。
会社となれば、一人の人が10pt力をUPするより、100人が5ptの力をUPしたほうが合計UP率は良いです。
結局会社はこういった原理で集団でビジネスをしています。
そうでなければ、別に会社という枠組みはいらないでしょう。
会社が成長するには部下の成長は絶対です。
この教育の面が疎かになるリーダーは長期的には必ず行き詰ります。
なので部下の成長を期待して、促しましょう。
⑤自らの仕事に高い基準を設定しない者
ここは、書いてある通りですが、基準が高いか低いかということ。
リーダーは会社の目的を達成するために、ゴールを設定しなければいけません、
そのゴールが明日や今日にでも達成できそうなゴールで会社の目的は達成できるでしょうか。
今は腐るほど会社があります。その中で勝っていかなければならないので明日や今日達成しそうなゴールで勝てるでしょうか。
高い基準をクリアしたのちのゴールだからこそ、価値があり、参入者が少ない状態をつくれます。
そのため、こういった要素がリーダーには求められるのです。
⑥実践家ではなく評論家である者
これは強く強く言いたいです。
これは何かというと 口が動くか 、 体が動くか の差です。
実行を伴わないものは評論されてもメンバーは動いてくれません。
評論家だけの会社で改善や修正はおきないでしょう。
やることがないわけですから。
口が達者な人はいます、でも人が動くのは行動が達者な人です。
悪いものを悪いというのは誰でもできます。サイレンみたいなものです。
あちこちで火事のサイレンだけが鳴っていたら、うるさいだけじゃないですか?
そして、消化活動は一切されない。
そんな状態になります。
リーダーはとくに、うるさがられるのではなく、行動を決め実践・行動に起こしましょう。
上記のような2側面の真摯さがリーダーには重要だと言われています。
これは、心構えみたいなものにもなってしまいますがリーダーとしての行動規範としてはわかりやすいルールだと思います。
ぜひともに実践していければと思います。
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