10月5日(水)
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計算機って汎用性がないんだなと思い知った西澤です。
#返信コメントゼロ
今日は「子供たちから学ぶ自立と相手目線」というテーマでお送りします。
最近のボランティア活動で得た気付きの共有回となります。
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【こらんだむにヒントが隠されている】
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西澤の代休日は基本ボランティア活動に充てています。
先週は前橋にある“ こらんだむ ”というフリースクールに行ってきました。
このスクールの目的は「子供たちの自立」。
今の“みんなと同じことが良いこと”として扱う教育、それに対して息苦しさを感じている子は多数存在します。
そんな子供たちに対して、①安全安心の場所提供、②個性を伸ばす場所の提供、③自立を促すプログラムでこれを達成する。
不登校の意味合いが強い子供たちに対してどう接していけばよいのだろうか、という不安を抱えながらスクールに向かったのですが・・・
ふたを開けてみると杞憂に終わります。
部屋の中に入った瞬間に見た光景は以下の通り
・ボードゲームに熱中している子
・マインクラフト的なゲーム(#マインクラフト?と聞いたらめちゃくちゃ怒られた)に熱中している子
・“NHKのど自慢大会の選考”に挑むために作戦会議をしている子たち(#あいみょんの曲は全敗でダメらしい)
みんな各自であれやこれやと精力的に動いていました。
※年齢は小学低学年~中3
もっと驚いたのは仲間外れの子が存在しないこと。
普通気の合う子合わない子っているじゃないですか?
もちろん完全にないとは言い切れないのですが、自分の見る限り満遍なくそれぞれの遊びを共有しているんですね、世代問わず。
A子ちゃんとテレビゲームしたら、今度はBくん・C子ちゃんの遊びに参加するみたいな感じで。
運営方法に秘訣があるのか?と言われると案外そうでもない(スタッフが素晴らしいのは間違いなくある)。
運営時間10:00~15:00間は基本自由で、一応「今日は〇〇の日です」のような日毎のイベントは設定されていますが、べつに参加しなくたっていい。
ある程度限定された環境において、ほぼ無秩序でも成立し得る好例なのではないか?と感じました。
もう少し通ってみないとわからない部分はありますが、山岸製作所の今後の組織運営(DAOやティール組織的なもの)になにか還元できるものがありそうです。
引き続き調査を続けて、また報告します。
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【相手目線を鍛えられる場所】
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もう一つは「相手目線を鍛えるのに子供の面倒って良い機会になるよね」という気付きです。
今回のボランティアにおいて西澤の狙いは何だったかというと、先ほど示した
“こらんだむの理念(子供たちの自立)”の遂行
です。
プライベートに関しては好き勝手やりたい人間ではありますが、それをやるのには、まずは相手とWin-Win関係を作ることが先決です。
そこでいざ子供たちと接しよう!となったのですが、先ほど伝えたとおり子供たちは案外自立しています。
#ホントに困った
スタッフから「◯◯やって下さいね」という指示は何もないですから(自立を目指すスクールなんだからそりゃあそうだ)、かつての友達が少なくヒマを持て余す西澤くんが蘇ってきそうでした。
周りを見渡すとみんな和気あいあいとやっている。
だれも31歳のおっさんなんて求めていません。
一瞬、勉強をしている子に算数でも教えようとも思いましたが、ここは西澤の正解を押し付ける場所ではありません。
さて、どうしようか?
悩んでいてもしょうがないので、ちょっとエゴを出し、「相手目線の勉強」としてこの時間を活用しようと考えました。
こらんだむに集まっている子たちのことを考えると、一般のノリ(みんなと一緒)に合わせられない子たちが多いはずです。
だから共感はそこまで重要じゃない。
だったら「ひたすら見守る」という手段を取ってみたらどうか?
役に立つところ(ボール拾い的な)で自分を使ってくれればいい。
ゲームをやっている子供の横でひたすらゲームの観察をし、最小限の質問をするといった具合でやってみる。
「これはどういうゲームなの?」みたいな質問はうざったいし、「おれにもやらせて!」はもっとうざったいし。
そんなことを考えながら、各地で観察を続けて2時間が経った頃、ある子が急に自分の手を引いてきました。
「一緒にボードゲームやろう!」
#よっしゃ釣れた!
その子は一度だけゲームに関する質問をさせてもらった子です。
他の子たちも交えて2対2のゲームを一緒にやったのですが、徐々に自分に対して心を開いてくれるのを感じました。
#帰り間際にイノシシアタック!という謎の攻撃を受けたよ
その子が「西澤かわいそうだなー」と気遣ったのかもしれませんが、ちゃんとお役に立てたようなのでミッションクリアです。
会社のような限られた空間に長くいる、あるいは役職を持っていたりすると、なにかしらの思い込みが植え付けられます。
指示を出すのが当たり前になって、受ける側の気持ちを読み取れなくなるといった感じで。
要は自分のことを客観視できなくなる。
でもこうやって“なんでもない自分”を感じられる環境に身を置くことは、とても有意義なものであると実感しました。
大人たちが持っている前提が通じない子供たち。
そんな子たちと接すると相手目線の勉強になるよ、という報告でした。
今日は以上です、ありがとうございました。

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