3つの方法論とは、構造的なアプローチであり、具体的には❶イシューを踏まえたうえで「考える枠組み」を考えること、❷正しく論理を展開すること、❸構造とメカニズムを把握すること、である。
1 イシューを踏まえたうえで、「考える枠組み」を考える
考えるポイントを絞り込むためには、「どんな項目について考えれば、目的を果たすことができるのか」を考える必要がある。考えるべきポイントを大枠で押さえるために、少し概念的な言葉を使ってみるとよい。、ここでは大枠をとらえる「枠組み」として「5W1H」(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)を転用した。5W1Hは、物事を考えるうえで汎用的かつ基本的な枠組みだが、ビジネスを考える際は、そのほかにも有用な枠組みがいくつかある。こうした有名な枠組み(フレームワーク)は、目的に合致したものを適切に用いると、非常に大きなパワーを発揮する。
ものごとを解決させるために考えるさいには、まずはその問題が構成されている構成要素を考えることがさきになる。よくあるのは、いきなり枝葉の細かい話をすることだ。
それは何のジャンルにあてはまることで、そして、ジャンルという要素は何があれば MECE になるのかを意識する。
ここをやらないで、いきなり考えたり、そもそも構成要素を意識しないと、 何の話だっけ? と迷子になる。
要素を意識するということは頭の中で ピラミッドストラクチャー を描くことにもつながってくる。
いきなり ピラミッドストラクチャー を頭の中で書け!といってもすぐにはできないので まずは 考える前に構成要素を整理しよう! ということだ。
2 正しく論理を展開する
章や発言など1つの「理屈」がどのように成り立っているかをしっかり考え、主張に説得力を持たせようというものだ。理屈がきちんと説明されていると、主張に説得力が出てくるからだ。たとえば、「成果主義の業績評価は当社にとって望ましいものではない」という発言があったとする。この背景にある理屈を示すのが論理展開であり、この例では、「結果を出すことに対する意識の高まりなど、成果主義のメリットは認めるが、不公平感の蔓延や、短期の結果ばかりを気にするなどのデメリットはそれを上回る」などとなる。論理展開の方法は、細かく分解していくと、「演繹法」と「帰納法」の2つに還元される。言い換えれば、どのような複雑な内容も、2種類の論理展開の組み合わせで成り立つということである。
これも上と同様のことをいっているにすぎない。要は ピラミッドストラクチャー を 演繹法 と 帰納法 のつながりを意識して描くことができるのかどうかということ。
上のにもあるが、主張というのは 2つのパターンの構成だけ! ということは絶対に覚えておいてほしい。
そして、自分の主張しようとしていることが、この2つの要素をつかって、どのような関係で成り立っているのかを図式化できではOK。
でもこれも、訓練が必要なことなので、繰り返しつかってみることだ。
正直、この図さえかければ、聞き手はそれを見て、質問をするだけでいいと考えている。

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