こんにちは松本拓巳です。
今回の投稿はこんな方向けです。これからMCを覚える方、MCの基本が知りたい方
MC段取りを進めていくと必ず芯出し作業をやる事になります。そこでなぜ芯出しをやる必要があるかを説明していきます。
何故やるか
①位置公差を満たすため
位置公差とは、ある基準に対してその形体のあるべき位置(真位置)を決定する公差です。位置公差の指定には必ずデータムが必要なので、データムに関連した形体、つまり関連形体の幾何公差になります。
このマークが位置公差

この図面の読み方 データムAに対して6-φ3.5通し等分の穴が位置公差0.1以内であることと読みます。
ある基準(データムA)に対してその形体(6-φ3.5通し等分)のあるべき位置(0.1以内)を決定する公差です。
実際段取り中にやる事はデータムA(外径φ74.1)で芯を出します。 芯出し作業は別途参照

補足: データムとは、加工や寸法測定をする場合に基準とする面または線・点のことです。

②MCプログラムを動かすスタート点のため。
製品を立ち上げ時と同じ状態にするために必要です。
製品を作る時は加工原点(スタート点)、プログラム、刃物を決めてから製品を作ります。
かなり省略した表現で行くとMCの芯出し作業は、加工原点(スタート点)を決める作業です。
そのためこの芯出し作業を疎かにすると製品が上手く作れなくなります。
この2点が芯出し作業で必要な事です。
以上になります。

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