1月5日(水)
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こんばんは。
飲食店のテーブルに「2名様以上のお客様へ マスクを外しての発声はおやめください」とあったのですが、なぜ“2名様以上”の部分を強調したのかわからなくて友達に聞いたところ、「1人で発声するような人はヤバいやつでしょ」という回答に納得しかなかった西澤です。
#そのときは諦めるしか方法はないよね!を見越しての2名様以上ってこと?
#だとしたら天才
さて、今日は「なぜ生産数が1.5倍になったのか?-前編-」というテーマでお送りします。
いつもと打って変わって、かなり具体的な解決方法の話です。バッキバキに仕上がっている自信がありますのでお見逃しなく。
生産性を向上したい(より早くより楽に)と思っている人の参考になれば幸いです。
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【なぜ変わったの?】
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2週間ほど前、現場で下田君と話していて、とある質問をされました。
「なんでラインのみんながこんなに早く帰れて、楽になったのでしょうか?」
37期が始まった6月と12月の数字を比べると、第一製造ライン一係の生産数は約1.5倍に跳ね上がり、残業時間(直接人員のみ)は半減しています。
“機械稼働時間UP”。この1点のみに集中し、イシューを解決していく動きを取り続けた半年間。段取チェックの廃止、プログラム改善、24時間稼働といった施策の数々をおこないました。
単純にイシュー(ネック工程)を解決していったから、といったらそれまでなのですが。よくよく考えてみると、棚からぼたもち的な要素があって、それがかなり効いているということに休み中気が付きました。
#西澤の狙いじゃない所に“大きな宝石”が埋まっていた
その内容を共有したいと思います。
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【セット時間短縮には限界がある】
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目的を“機械の稼働時間をアップする”ことに定めていた西澤は、まずはじめに「機械が動くのをジャマする要因」をモレなくダブりなく挙げていきました。
機械が持っている時間を大きく2つに分けると、“ セット時間 ”と“ 生産できる状態にある時間 ”です。これまでの第一製造ラインの動きとしては、前者の“セット時間を減らす”ことに注力していました。
機械が動く時間を増やす取り組みであるのは間違いないのですが、残念ながら「取り分が少なすぎる」ことが問題でした。
“理想の状態”をイメージするとわかると思います。
仮に、通常2時間かかるセットを30分縮めることができたとしましょう。1名番当たり、30分稼働時間が増えます。一見すごいことに見えるかもしれないのですが、トータル(全体)で考えてみて下さい。
1日のセット台数が平均4台だったとして、
30分×4台=2時間
機械全台で考えると、1日2時間しかプラスにならないんですね。
こう言っちゃあ悪いですけど、旋盤ど素人の西澤が土曜朝6時に眠そうな顔でふらふらやってきて、1回だけ寸法確認、あとは1時間読書しているだけで回収できちゃう時間です。
#8台動かしているから実質15分で回収できる
いやいや、塵も積もれば山となるで、1カ月の稼働日20日×2時間=40時間という計算もできます。ただ、旋盤ど素人の西澤にだってわかることはあります。「通常2時間のセットを1時間30分にすること」がいかに難しいか、現場を経験している人はわかると思います。難易度が高いっていうのはもちろんのこと、3Dプリンターレベルの革命が必要のように感じます。
そこで、“生産できる状態にある時間”に目を向けたわけです。
が、正直言ってはじめの方は「イシューはおそらくコレだろう」程度でしかありませんでした。たしかな手応えがあったのは段取チェックの廃止くらいです。ここで、生産量を上げたと思われる要因をいくつか挙げてみます。
①キリコ対策プログラムの導入 ⇒ キリコ巻き付きによるトラブル対処時間削減(チップ交換、不良処理、アラーム処理)
②24時間稼働 ⇒ 機械が動く時間を単純に延ばす
こうしてみた時に、とある疑問が浮かび上がります。
「これらの取り組みは、たしかに“機械稼働時間UP”に貢献している。でも、これだけで1.5倍になんてなるか?」
仮にキリコが巻き付いてチップが欠けたとしても、それらの処理にどんなに時間がかかったって、おおよそ30分(他の機械は動いている)。岸さんにプログラム修正をお願いして3時間止まったとしても、そのくらいの時間なら夜勤延長で回収できます。
24時間稼働って言ったって、これまでも無人稼働2時間+朝6時に来る人がいたのですから、そこまで状況は変わっていないはずです。じゃあ、なぜ1.5倍になったのでしょうか?
結論から言うと、
【「複数台機械が止まっている瞬間」がポイントで、これを防ぐオプション(選択肢)を持っておいたこと】
これが勝因です。
ちょと長くなるので、次回(明日)に続きます!
#明けましておめでとうございます

3 Responses
改善ありがとうございます。
参考になれば嬉しいです❗️
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