#生産管理 #エコアクション #SDGS
今回は電力料金がなぜ上下するのか?電力料金の計算方法を解説します。
電気代の上下する原因
1,工場の稼働日 ⇒電力検針期間カレンダーの稼働日の差で最大6日変わる。1月は16日稼働、2月は23日稼働
1日当たり、稼働時間当たりが重要です。
2,電気代の燃料費負担が上がっている。 ⇒原油、ガス等の高騰の影響今後さらに上がるようです。
詳しくは夏季を確認ください。
3,エアコンのシーズンは単純に使用した分だけ電力量が上がる。
温度に達したらエアコンを日中だけ消す等の節電をお願いします。
※節電による不良発生や効率の低下は避けてください。制約理論でも経費削減は最後の実施項目です。
~電気代の計算方法~
会社でも、自宅でも電気代の計算は判りづらいと思います。
今回の1件で計算方法を確認しましたので、下記に記載します。
電気代の計算式
【①電気の基本料金 + ②使用電力量×電気量料金 + ③使用電力量×燃料費調整単価 + ④使用電力量×再エネ発電賦課金 - ⑤割引金額】
令和4年2月の場合(添付ファイル参照)
電気の基本料金の決め方
過去1年間の30分に使用した最大KWで決定します。⇒これを「デマンド値」と呼びます。
詳しくは⇒https://business.enechange.jp/blog/power-demand
浜川は現在 473KW です。
この金額に「大口電力」といわれる法人の電気代をかけます。
473KW×1290.5円=610,406円
これにさらに力率100%の場合 0.85をかけます。(これは決まりと思ってください。)
詳しくは⇒https://www.tainavi-biz.com/energy-iot/1922/
電気の基本料金:473KW×1290.5円×0.85=519,649円となります。
2つ目に使用電力量×電気量料金
使用電力量KWhとは (単位1時間にどれだけ電気をしようしたかです)
浜川の2月の場合 184,253KWh を1か月で使用して消費したことになります。
電力量の料金は 1:夏季 2:その他季節 の2種類があります。
その他季節の電力1KWh=16.24 夏季の電力料金1KWh=17.37
2月は 2:その他季節 になります。
使用電力量184,253KWh×16.24円=2,992,268円
3つ目に使用電力量×燃料費調整単価
燃料費調整単価とは燃料にかかる費用をあらかじめ東電が設定してその金額の差分を追加したり、差し引きしたりしている費用です。
シンプルに伝えるとガソリン化価格が上がれば上がります。下がれば、キャッシュバックというイメージです。
上記のような変動となっています。
2022年の2月は+0.72円×使用電力量KWh
2021年の2月はー5.00円×使用電力量KWh
これに上記の2月の184,253をかけてみます。
2022年2月 184,253×0.72円=132,662円の追加支払いが発生!
2021年2月 184,253×5.0円=921,265の値引きとなっていた。
ここはあくまで変動相場制の、去年の2月が良かったためですが、ロシア情勢で今後はさらに上がる予想です。
この金額は東電を他の電力会社や、ENEOS等に変更しても変わらない金額です。
4つ目は使用電力量×再エネ発電賦課金 (ふかきんと読むそうです。)
再エネ発電賦課金とは再生エネルギーの買取にかかった費用を皆で負担している費用です。
シンプルに伝えると、誰かの家のソーラー発電の売電を買っているということです。
こちらは3.36円と決まっています。計算すると
184,253×3.36円=619,090円
5つ目は割引き
携帯電話と同じで、長期契約割引の値引きの契約となっています。
現在の契約は -303,060円です。
まとめ
電気代の計算式
- 電気の基本料金 + ②使用電力量×電気量料金 + ③使用電力量×燃料費調整単価 + ④使用電力量×再エネ発電賦課金 - ⑤割引金額】
-
- 519,649円 + ②2,992,268円 + ③132,662円 + ④619,090円 ― ⑤303,060円 = 3,960,609円
この金額が現在の浜川工場の電気代となります。
3直稼働の経費確認や、経費が上がった際に理解しておけば今後も役立つと思います!
今日は以上です。

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